2015年08月15日
今年は日本にとって終戦70年の節目の年。
他国にとっては普通に8月15日。日本にとっては節目の日。
軍事関連の話に限って言えば、日本は今、安保法案、基地問題で揺れている。
他国の脅威が差し迫っている中で、何もしない、何もできないと、
今は平和な日本が、平和と呼べる国にはならないと思います。
ただ、アメリカの戦力不足分を補う形で、言いなりで都合の良いようにされてしまうと
憲法改正、法案自体の意味が無い様に感じます。
(個人的意見です)
沖縄では基地問題がず~っと続いてます。
(色んなことを総合して考えると、正しい解決策はないと思います)
鹿児島県なのに沖縄本島が見える島、与論島で育った私、
沖縄本島辺戸岬を与論から見た景色。
飛行機が飛んでるのを見るのが好物の私は、憧れの視線を送りながら
頻繁に島上空を飛ぶ戦闘機に釘づけの日々でした。
とある日、学校帰りに空を見上げたら、F-15が左旋回しながら飛んでいて
パイロットのヘルメットを目視で確認できるほど低空飛行してました。
(凄い迫力で、今でも覚えてます)
戦闘機の轟音は凄まじく、バイクや車の騒音とは比にならないレベルです。
また、島近くでマッハに入れるもんだから、たまにソニックブーム(衝撃波)で、ど~ん!
とか、どっど~ん! と音が鳴り響き、校舎の窓ガラスがガタガタと揺れたり、
バイトで足場に上っているときにも足場がガタガタと揺れて少し怖い思いをしました。
今では、その様な事はなく、与論島近くでは飛んでないようですが
当時は、沖縄だけが基地の影響を受けていたわけではないです。
終戦の節目に、色々調べていたら、沖縄含め離島には振興予算と言われる
補助金が国から降りることを知りました。
日本の沢山の方々が収めた税金で、離島の不便な島々の生活は潤います。
その補助金は、離島にとって主にインフラ整備に限定されるそうです。
与論島は人口の割に建築土木の会社が多いのですが、今更その謎が解けました。
(お陰様で私は、小学生の頃から公共事業関連のアルバイトで収入を得ました)
反面、沖縄振興予算の使い道は自由らしい。
そのお金で恩恵を受ける人、受けない人で、貧富の差が広がり、利害関係で
デモや選挙戦は激しくなる。
(子供ながらに離島の選挙戦は選挙期間中の大人が怖くて異常だと感じていた)
自分の利害関係や感情を無視して、今一度、戦争をしない為に何が一番大切なのかを
世界中の人が追い求め、行動できれば、平和な世界になるのだと思いますが、
いや~ それは無理だな! 殺し合いするために人は産まれてきたんじゃない!
と思うけど、人口約72億人余りの一人ひとり考えが違うからまとまるはずがありません。
心の芯から平和の願いを求める人と、心の芯から家族の生活を守りたい人の想いは
紙一重。
自分だけ良い思いしたい人の考えが間違いを犯すのでしょうか?
そんな事を考える機会を頂いた 戦後70年の日記。
内戦や戦争、,愚かな個人の感情で奪われてしまった命が無駄にならないように
平和ボケの私は、心穏やかに過ごしたいと思います。