やどかり日記
バイト 2 1/2 アルミサッシ屋さん
2017年06月15日
僕が島にいた頃に世話になった親方の一人がアルミサッシ屋さんを
経営してました
その親方は4年生の時から島を離れるまで通った習い事の師匠でもあります
僕の親父を慕っていた師匠は、子沢山の我が家に毎年年始の挨拶に来てくれました
子沢山=お年玉が・・・で敬遠されがちな我が家に
賢い師匠は、小銭が沢山詰まった口の狭い瓶を持ってきて
兄弟皆に、お年玉や~! と お年玉のつかみどりをさせてくれました
これがまた欲張ると手が抜けないので策略にはまるアホな僕と兄弟
まるで、蟻塚に欲張って手を突っ込んで取れなくなって暴れるサル状態
賢い師匠は、僕がラジコンが欲しいと嘆いていると、ある日突然買ってきました
(島では売って無くてわざわざ注文してくれてましたし、高い代物!)
ホビーラジコンってやつです マルイの ザ ハンター
当時はグラスホッパーやホーネット、京商のスコーピオンとかメジャーだったのに
なんでか、ザ ハンターが欲しかったんです
師匠がわざわざ取り寄せて買ってくれたラジコンはキット(車体のみ)だけ
トイラジと同じ感覚で買ってくれたので、別にプロポや受信機サーボが必要だって
事は知らないようでした
恐らく僕の困り顔を見たんでしょうね・・・
記憶が曖昧で、頼んだのか頼まれたのか覚えてませんが、その後、師匠(親方)が
経営するアルミサッシの組み立てのバイトしました
おそらく日曜日、初日雨の日、親父に連れられ工場に向かったのですが
若干の遅刻
ものすごく度叱られました
仕事は決められた時間までには来い! と、 ごもっとも!
僕は大人になっても遅刻の常習犯でしたが、南国特有のゆる~い時間感覚は
仕事では通用しません(子供ながらに学びました)
サッシの組み立てバイトの日当は破格の3500円
ガラスさえはめなければアルミサッシは軽いので、子供でも組み立てできました
日当3500円なのに、それ以上の金額のするタップを折って、また
叱られました(怒るではなく叱るです)
今でもタップでねじ切りするとその時の事を思い出します
サッシのバイトは島を出るまで、たまにさせてもらい、自分の基礎を育ててもらった仕事です
サッシ屋のバイト小話続きます