やどかり日記
バイト 2/2 アルミサッシ屋
2017年06月18日
サッシ屋の親方は、仕事が忙しくなると日曜の早朝、突然、家に現れ
今日、暇か? と そのまま車に乗せられ現場に連行されることがしばしばありました
遊びの予定もくそもありません・・・が、親から畑仕事を頼まれていた日は
憂鬱だったのですが、親方来るとバイトには行かせてくれたので、親に感謝です
(今思えば、親も働き手のあてが外れて苦労したんだろうな)
サッシ屋のバイトで双葉のプロポを買ってようやく走らせる事が出来ました
嬉しかったな~
その後、パリダカをテレビで見て影響され、タミヤのパジェロも買って
砂浜でパリダカごっこもした思い出があります
バイトの御蔭で遊びは贅沢だったと思います
中学になると日当が3500円 高校で5000円と日当が上がり
仕事はハードになりました
親方の口癖は、 「 生きてるうちに頭使え! 」 です
サッシはガラスをはめるとかなりの重量になり、学校の建設なんかになると
取り付ける窓の数が大量になります
工場で組み立てたサッシを、町でたまに見かける三角木馬を取り付けたトラックに
積み込み現場に向かうのですが、その時に、工場から現場でサッシを枠にはめ込むまで
内外を変える持ち替えが無いように、階段の数や仮置きの工程を考え、積み込みの時点で
向きを考えて積み込みさせられました(オセロのような感じかな・・・)
サッシには内側、外側があるので、向きを間違えるとハマりません
重たいサッシを腕パンパンになりながら運び、現場で枠にはめ込む時には
持ち替えることなくサクッとはめ込みます
それに持ち替えが多いという事は、ガラスを割るリスクが増えます
微々たることの積み重ねで時間短縮できました 数が多いと効果は大きかったです
それは、レースでも過去の仕事でも同じで小さな違いが大きな差になって現れました