やどかり日記

ヒッチハイクで・・・  6台目。

2014年05月03日

何とも居心地の悪い車内やっと脱出???して車から降りたときは

疲れ切っていました。


車から降りた後、普段自分一人では絶対に行くことが無い喫茶店に

入って休憩したぐらいですから・・・。


しかし、その喫茶店、常連の方が多い感じの小さなお店、

大きなバックを抱え、薄汚れた顔でコーヒーを飲む姿をジロジロ見られ

田舎者の自分はこれまた居心地の悪い空間でした・・・。



ま~ 有名人ではあるまいし、自分が思っている程、他人に関心を

持っていないのが人間だと思うのですが凡人は気になります。


脱線しました。


喫茶店を後にして6台目のヒッチハイク再開です。


京都のどこかも解らない状態でしたが、6台目の方に出会う事が出来ました。

乗せてくれた方は、おそらく20代の男性。


その方は、僕が立っているのを1度見て、その後、通りを一周してまた

確認してを繰り返してから乗せてくれたようです。

街中でヒッチハイクをしていると、同一方向から来る同じ車を何度も見かけます。
(経験しないと解りません)

乗せる方も度胸要りますよね! だってどんな奴か解らないんですから!

多分、ヒッチハイクしている時、沢山の人が素通りしていった中にも、

僕の容姿や雰囲気を観察していた人が沢山いると思います。



僕を拾ったあと、その方が一言。

 「一度、ヒッチハイクしている人を乗せてみたかったんだよね~」 って!


興味本位で乗せてくれたようです。


車内で色々お話していると、その男性は、京都から富士山まで徒歩で

歩いたことがあるそうで、その時の色々なエピソードを語ってくれました。

詳細は忘れましたが、その時、色んな人が声をかけてくれて、

親切にしたり、色々励ましてくれたそうです。

(しかし、宿は甘えず野宿で乗り切ったそうです)


根性入っている! と感心した記憶があります。


人のありがたみや愛情、感謝を知らないと、他人にやさしくできないと思います。

その男性、最後は 「家に泊まって行くか!」 とまで言ってくれました!


しかし、野宿しながら富士山まで歩いた根性ある人に泊めてなんて言えません。。。


5台目のおばさまとは対照的に、もっと話がしたい気持ちを抑えて

名残惜しみつつ車を降りました。


そして、降りた場所はいつもの様にどこだか解らない場所でした。

つづく


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