やどかり日記
戦後74年
2019年08月15日
普段はふざけた日記を書いてますが
毎年、この日だけは戦争をテーマに日記を書いてるように思います
僕が故郷(与論島)に住んでいた子供の頃、島の伝統的な感覚での話ですが
年に一度、大人達が各家庭の料理や酒を持ち寄って、浜辺に集まり、蛇味線片手に
即席ライブと飲み食いして宴を繰り広げておりました
子供たちはそんな大人の輪に入れず、子供達だけで浜辺で遊ぶのがいつもの光景
そんないつもの光景に、ヒッピースタイルのタビンチュ(島外から来た人の総称)が
島の閉鎖的な大人の輪の中に飛び入り参加して、アコギ1本で歌を披露して頂いた事を
未だに覚えてます
その時の歌がこれ↓
時は1970年代後半、どんな会話を大人たちが交わしていたかは分かりませんが
沖縄が本土復帰して間もない頃、ヒッピーの方が沖縄に行かず、手前の島に来て
どんな気持ちで、なぜその曲を歌ったのか未だに解りません
(もちろんそのヒッピーは戦争を知らない子供)
歌詞は知らないけど、僕は今でもその時に歌って頂いた事を覚えてます
若い世代はヒッピーなんて言葉自体知らない人多いと思いますが、
今時の言葉で近い人たちと言えば、バックパッカーとなるでしょうか・・・
でも、ヒッピーとバックパッカーは似て非なる人物だと思います
日本国内だけの話ですが
74歳以下は戦争を知らない子供達になってしまいました
世界中で、戦争を知らない子供達の高齢化を切に願う!