やどかり日記

チタンの溶接

2018年11月27日

僕が溶接の事を知らない曲げパイプ修行中に、溶接工程の人の作業を見ていると


チタンパイプを溶接する時は、綺麗にシンナーで何度も脱脂してました。



パイプを曲げる時は、油で潤滑しながら曲げるので、基本、曲げた後は油でベトベトです



そのパイプをサラッと洗浄液に浸して、軽く脱脂をした後、組み上げ工程に渡すのですが、


その後に、シンナーを含ませたウエスで丁寧に拭いてました


なぜそこまでするの?



と思いましたが、自分が溶接もするようになって初めて分かりました


溶接の時に、油分があると焼けるんです・・・



とにかく拭きます





ガスのあて具合や電気の強さによっても変わりますが、とにかく腕が無いので僕は綺麗に拭きます




梱包の最終拭き上げ時点で、ウエスに汚れが付くぐらいだと、綺麗に拭けていなかった証拠でして・・・







溶接工程で、僕の中ではチタン溶接が一番簡単で、ステンレスはもっと難しく、鉄は中から吹いてくるので

更に微妙な難しい素材です


アルミ溶接はビードと強度を綺麗に保てないので論外な素材です


溶接経験があまりにも少ないのですが、失敗を糧に日々修行中です






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