やどかり日記

輪切り溶接 潰してみた

2018年01月08日

10年ほど前に何かのご縁で知り合った業者様から

マフラー製作の依頼を請け、未だに注文を頂ける息の長い商品




私が初めて試作/開発した量産マフラーなので愛着があります



10年前、まともに溶接が出来なかった私。。。

曲げや、カット等、部品だけ作って溶接は外注依頼してました


それから数年後、外注先に忙しいからと溶接を断られ・・・

必要に迫られて、見よう見真似で溶接を覚えました


今でもその時々の母材や条件変化に対応した溶接電気を合わせることに時間かかります


なので、輪切り溶接する時、毎回余分に材料切って試し溶接するのですが


以前も作ってオークション出品しましたが、またやってしまいました 余計な事!




チタン 輪切りング


以前は、輪切り独特のゴツゴツ感がマーサージにどうかと出品してみましたが

今回は、嫁に 鍋敷きに使えないか? と提案しました


嫁 一言  「 高さがあって鍋を置いても安定しないから 使えない!  」


  ハイ 却下 


諦めの悪い僕は、何とか安定感を出そうとプレスで潰してみました


5トンばかり圧力かけたら  パキ・・・ 溶接部分にクラックが・・・




通常は、酸化を抑える為 パイプ内側にアルゴンガスを流すのですが

最終的にリング形状にする溶接の時、裏ガスを当てられない部分が2か所できます

その部分だけが酸化して割れてました・・・


結局、38mmの高さを28mmまでしか潰せませんでした  やはり 失敗です   



が! 


ほかの通常溶接部分はこれだけの圧力で変形しても溶接割れが無いので

溶接強度は大丈夫だと 胸をなでおろしました



色々やってみるもんですね!



潰してない輪切りング オークションにて絶賛出品中!


今までに2個出品しました 今回3個目です

意味のない物好き変態のかたのご入札お待ちしております 




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