やどかり日記

冬は火の用心です。 2

2014年03月04日

その日の火事は、人的被害は無く、僕の住むところが無くなっただけ・・・。

出火原因は、隣の部屋の住人でした。(僕の部屋側の押入れから出火)


出火原因の方は派遣会社の人で、派遣会社の寮としてアパートに住んでいたようです。

その下の住人の部屋は消火活動で放水した水で、天井から大雨が降ってました。

しかし、その下の住人も、同じ派遣会社の人達。


この火事で住めなくなった住人は、派遣会社の手配で隣のアパートに部屋をすぐに

割り当てられ、すぐに住むところを確保した模様。


個人契約の僕は、大家さんに連絡・・・。

大家さん 「悪いけどあんたの部屋だけは電気もガスも通せないから出て行ってくれ」
       大家さんは悪くないけど、しきりに ごめんな~ と!
以上。

それから、法律では出火原因の人が周りに被害出しても、償いの義務はないんです。

なんてこった!


先ほどまでいた消防隊員も、50人以上の野次馬もいなくなり、冬の快晴の寒空と、

住めなくなってしまったアパートを眺めてしばらく一人で呆然と立ち尽くしていました。


笑うしかないです。。。


しか~し私には幸いなことに、実の兄が鈴鹿に住んでおり、実兄の家に

2~3日泊まる所を確保できて、その間に次のアパートも契約することが出来ました!

実兄含め、その時には、お金の工面、布団頂いたり、急遽保証人になってもらったり、

色々とお世話になり何とか乗り越えられました。

感謝、感謝です。


これが、まだ鈴鹿に来たばっかりで、身寄りもないときだったら・・・

と思うと、本当にどうなっていたか解りません。



災害等で、家丸ごと失った方々に比べれば、ちっぽけな出来事ですが、

なんか納得がいかないので、市役所に出向いて、

火事で住むところないのですが、何か鈴鹿市で支援は無いですか?

て聞いてみたら、何もありません。。。 ですって!


自分の生活は自分で守るほかないです。

そして有事の時こそ、人のありがたみが解る気がします。


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