やどかり日記
遠い昔の記憶。 これが詐欺なのね!
2013年10月13日
数日後、またイタリア人がアパートにやってきました。
元気そうだったので、てっきり、子供が助かった! との報告かと思ったら。。。
ワタシ、ニクタベタ ハガ カケタ・・・。
ハイシャイキタイカラ、オカネ イル。。。
(身振り手振り付、片言の日本語)
僕、(心の中で) は~~~~~~~~?
子供死にそうで治療費無いと言ってるのに肉買う金あるんかい!
異国の人だから食習慣が違うにしろ、当時自分は金無いときは
肉買う事が出来なかったので、たま~に自炊でカレー作っても、
肉の代わりにソーセージを入れて食べていた。
そんな中で貯めた貯金を・・・なんでやねん!
もう、金無いと追い返した。
それからひと月ほど経っても、一向に連絡が無いので、
控えていた電話番号に電話して 「お金返してくれ!」
と言うと、片言日本語なので、電話では訳が解らず、話にならない。
(電話番号は本当の電話番号だったみたい)
これは仕方ないと、控えていた住所と地図を頼りに、住んでる所に行ってみたら、
工場ばかりで、人が住めるアパートらしき建物が見当たらない。
それ以後、音信不通。
この時にやっと詐欺だと気付いた・・・・。 あまりにも遅すぎるけど・・・。
今となっては笑い話だけど、あの時はショックだったな~。
お金返ってこないし、子供が実際病気だったのかも解らない。
騙されているにも関わらずもし、本当に病気だったら、
マジで助かって欲しいとも思っていた。(何処までもバカである)
詐欺って、人の良心や隙を巧みに利用して巻き上げていくんですね。
自分は詐欺に引っかからないと思っている人程、騙されやすいそうです。
僕の場合は、世間知らずな若造の頃だったので常識人はこんな
アホな詐欺には引っかからないと思いますが、
ホンマ、詐欺に引っかかっている真っ最中は気付かないんですよね。